千疋屋というのは反社ですか?滅多行くことないからなと思いながら入ってみましたが値段見て『恒河沙!?』『阿僧祇!?』『那由他!?』になってしまいました。
今一度尋ねますが、反社がやっている?警察に捕まり始めている?アトレも反社?
ぼったくりバーを後にして東京都写真美術館へ行くと、入口前に無数の女性たちが並んでいて、東京都写真美術館ってこんなに強いオタクがいるんだと面食らっていたら、全く関係なくONEUSの現場が横で繰り広げられていたようでした。今やっている「TOPコレクション 何が見える?ーまなざしの系譜ー」、「本橋成一とローベルドアノー」、「田沼武能 人間賛歌」、全て良かったです。TOPコレクションで「覗き見る」ことを主軸に写真史・映像史に関わる作品や資料を辿りながら、ラストには撮影という行為そのものに潜む暴力性について問いかける節があるのですが、のちに本橋、ドアノー、田沼の作品を見ることでその問いを反復しつつ、他者に向けるまなざしと心の在り方について考えざるを得ませんでした。昔は御多分に洩れずドアノーのあのキッスの写真(パリ市庁前のキス)が好きでしたが、ええねんもうヘテロ!!!!!!!!ヘテロは勝手にやってたらええねん、の気持ちが強いから今回は『眼鏡をかけた管理人』や『音楽好きの肉屋』に惹かれましたね。私はあなたたちとともにある。三軒茶屋へ移動。三軒茶屋、マツモトキヨシ、インスタグラム。酒木さん、私はあなたとともにある。シアタートラムでBaobab「ボレロ-或いは、熱狂。」を見ました。Baobabの北尾亘のダンスが見てみたくて初めて行きました、身体が熱烈で眩く華があるところ、魅力的でしたが、作品はあんまりしっくりこなくて予想外。無関心に抵抗し、「観客に踊りへ参加してもらわなければならない」という意思があるようでしたが(そう記載されたメッセージカードの配布あり)、エンターテイメントショーの誂えでポリリズムをリフレインしながら観客に恭しく語りかける幕開け、その華々しさの裏に潜む気味の悪さ…なぜなら私に関していえば舞台と客席の境界を超えてくると思って臨んでいなかったから…を、その後生かした感覚がなかった。ただ観ているだけの私たち、にある権力を瓦解して踊りを組み直す作業というのは(今作がそこまで明確に望んでいたかはともかく)必ず必要になると思うのだが、こうではなかった、みたいな気持ち。でもポップさを失わずに成そうとしているとしたらそれはとても尊いものだとも思いました。私はTWICEを教典としているから。5月にorgan works観た時意味がわからなくてコンテンポラリーのこういうとこマジでさあ…みたいになりましたのでそれよりは良いかも、良いとかじゃないけど別にそういうのって。狭い範囲で楽しむ余地が残されていることも大事だしね、何もかも。でも鼻高々に意味不明なこと言い続けて悦に浸って楽しんでたってそのまま腐って死ぬだけですからね。別に私がバカなのはそうなんだけどさ!みんな、生きて!
終演後、人(読み方:LOVE)と会える予定があり、それまでちょっと適当なカフェ入ろうかなと思って入ったらそこが運のツキでコーヒー1200円でした。反社がやっていますか?まあ後々調べたら2〜3杯分の料金が含まれているようでしたが、や、すまん俺、ドトールとかのつもりで入ってんねん。地方の人間騙して楽しいですか?満身創痍で店を出てなんとか人と落ち合い、なんか、東京の全てが見渡せる?カフェへ。おばさんがワンオペで回してました。あまちゃんでキョンキョンが「私は誰のおばさんでもありません」ってセリフ放ってたシーン目の前に勢いよく火花が散って綺麗だったな〜。なんか緊張してしまって内山くん(内気であるというだけの意味)になってしまってあっぱれさんま大先生状態だった。カラオケに行きました。一度も人生で聞いたこと無い名前のカラオケ。
カラオケ”完了”後、改めて内装とシステムを見たらなんか不安になって「反社がやってませんか?」と言い合うなど。「SHEINかもしれない」という結論になりました。本屋に寄って、「大都会の愛し方」を購入。チャギントンに乗って帰宅。誰もいない駅へ到着。誰もいない、真冬のプールは、冬枯れに息を、潜めて泣いてる。
翌日は意識を失い、翌々日、カフェへ行き大都会の愛し方を読みました。冒頭から始まるジェヒという短編を読み、終わらない夏が存在しないことに打ちひしがれ、さんざ言ってますがつまらない男と結婚する私の友達のことを考え、しかし私は夏を諦めることは、まだ、しない。エンドレスエイトとは私のこと。近くの席で女性が二人ランチしていて、一人は島崎和歌子さんのように声が大きくよく通り、全てではないもののしゃべっている内容がいくらか聞こえてきて、「最終的な結論は…向こうが根本的に恋愛に向いて無さすぎる」と仰っていて、今は見返したいって気持ちが一番強いそうです。私はあなたと共にある。